製品特長・構造・仕様手順 ワンタッチカートリッジシリンジⅡ ez

特長1 針刺し防止に貢献

針刺し切創の原因機材

針刺し切創の発生状況

針刺しを起こす一番の原因器材は注射器であり、発生状況はリキャップ時と使用後廃棄までに多く見られます。リキャップ禁止については、平成17年2月1日付けの厚生労働省医政局指導課長名にて各都道府県・政令市・特別区あてに通知されております。

特長2 針刺し発生が招く出費を現象

ワンタッチカートリッジシリンジⅡezの構造

システムの使用手順

使用手順1 使用手順2 使用手順3
ワンタッチカートリッジシリンジⅡezに、カートリッジ(麻酔薬)を装填します。 テルモ歯科用注射針(針先マーク付)ネジタイプをシリンジのヘッド部品にまっすぐ押し込みます。 液を2~3滴、滴下させた後、注射を行います。
使用手順4 使用手順5
使用後、「廃棄ボトルS」に取り付けた「リリース用フタⅡ」の廃棄口に注射針を"カチッ"と音が鳴るまで差し込むと、注射針が簡単に外れ、「廃棄ボトルS」内に針が収納されます。(写真は廃棄方法の一例です。) ボトルが使用後の針で満杯になれば、廃棄用のフタに付け替え、「廃棄ボトルS」を廃棄業者に渡します。

注射器の洗浄・消毒・滅菌

注射器を患者ごとに洗浄・滅菌しないと、患者間における感染の可能性があります。必ず患者ごとに洗浄・滅菌しましょう。なお、洗浄は超音波洗浄器による洗浄を、滅菌はオートクレーブ滅菌をおすすめします。また、すすぎの際は、洗浄剤を充分にすすぎとりましょう。

【手順】予備洗浄>超音波洗浄>すすぎ>オートクレープ滅菌