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モリタメールマガジン 第32号

Dr.オカザキのまるごと歯学 岡崎 好秀 先生
   『ステファンのカーブが理解できる年齢は? その1』


 集患・増患 寳谷ゼミ 寳谷 光教 先生
   『上手な情報提供で信者的患者さん(ファン)を増やす』


 田上先生のクリニック・クリーニング 田上 めぐみ 先生
   『水周り・配管の清掃・整頓のコツ』


モリタメールマガジンのバックナンバー




岡崎 好秀 先生

岡山大学歯学部

小児歯科学教室 講師

□Dr.オカザキのまるごと歯学             岡崎 好秀 先生
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ステファンのカーブが理解できる年齢は? その1
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
 春は、教育現場から児童に話をして欲しいという依頼を受けることが増える。

 ところで、実際に話をする時には、気をつけなければならないことがたくさん
 ある。

 子ども達が理解できているだろうと思って話をしても、そうでないことが多い。
 例えば、ステファンのカーブ。

 (図1)
 http://www.dental-plaza.com/melmaga/column32/img.html#m_img1


 これは、ショ糖を摂取後の、歯垢中のpHの変化である。

 摂取後、急激にpHが低下し歯が脱灰され始める。

 その後、唾液の緩衝作用により徐々に中性に戻るというものである。

 それでは、このカーブは何歳くらいで理解できるものなのだろうか?

 子どもの頃を思い出して考えていただきたい。

 小学校中学年くらい?
 それとも高学年?
 中学生になってから?

 小学生では、リトマス試験紙の色変化を見て酸性とアルカリ性について習うだ
 けである。

 次に中学生は、酸の滴定。つまり酸の強さについて習う。

 pHが登場するのは、高校に入ってからである。

 筆者も小学生にステファンのカーブについて話をしたことがある。

 あの時、いかにも理解したような顔をして聞いてくれていたが、本当はわかっ
 ていなかったのだ。

 今でも、赤面する思いである。

 それでは、どのようにすれば理解できるのだろう?

 さて、「不特定多数を対象として話をする場合には、小学校3年生がわかるよ
 うに話せばすべての人が理解できる。」という講演会の鉄則がある。

 なぜ小学校3年生なのだろうか?

 次回から、この点について説明しながら、理解しやすい話し方について述べよ
 うと思う。
 
 >>岡崎先生のホームペ−ジ
 □■ 岡崎先生のホームペ−ジ http://leo.or.jp/Dr.okazaki/

          
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寳谷 光教 先生

株式会社デンタルマーケティング
代表取締役 
□集患・増患 寳谷ゼミ                寳谷 光教 先生
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「上手な情報提供で信者的患者さん(ファン)を増やす」
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
 皆さんのクリニックの待合室では、壁一面にポスターが貼っていたり、テーブ
 ルにリーフレットが無造作に置いていたりすることはありませんか?

 待合室の壁一面を使って、いくら有益な情報を提供しても、効果が期待できな
 いという事実を認識している歯科医院は少ないようです。

 待合室で行う情報提供は、雑誌や小冊子等の書物であればいいのですが、壁に
 既製のポスターを貼るだけでは、効果が期待できないばかりか、クリニック全
 体の雰囲気を壊すこともあります。

 待合室では、全体の雰囲気を壊さないように、情報提供ツールの活用を最小限
 に抑え、情報提供の際には、できるだけ動画を映すことのできるモニターを活
 用するほうが望ましいのです。

 ファミリー向け歯科医院であれば、待合室で無造作にポスターを添付していて
 も、大きなマイナスイメージにはならないかと思いますが、オフィス街で居心
 地の良い空間を求めるOLをターゲットにしている歯科医院では、せっかく作
 ったブランドイメージを落とさない工夫が欠かせません。

 情報提供を徹底するのであれば、映像を活用するか、診察室内で行うことをお
 すすめします。

 来院者は、診療室に案内されても、ユニットに座って治療の順番を待っている
 間、何もすることがありません。

 そんな時に、患者さんの目線の先に、ちょっとした院長の治療コンセプト、自
 費に関する提案、スタッフの得意分野を映像やポスターで情報提供をすること
 で、来院者と話しをするきっかけを作ることができるのです。

 あるクライアントでは、ユニット前のモニターやポスターで情報提供を行った
 ところ、「透明感のある白い歯にできるんですか?」「快適な金属の入れ歯を
 作るには、いくらかかるんですか?」など、待合室で同じ情報を掲示した場合
 と比較して、来院者の質問が倍増したそうです。

 このような適切な情報提供によって、来院者の歯科治療への意識が高まり、ス
 タッフとのコミュニケーション機会が増加していきます。

 それらの工夫の連続が、既存の来院者を信者的な来院者へと変化させ、紹介患
 者を増やし、結果的に増患につながっていくのです。

 □■ 寳谷先生のホームペ−ジ http://www.dental-m.co.jp/

                  
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田上 めぐみ 先生

歯科衛生士、株式会社ヒンメル代表

□田上先生のクリニック・クリーニング        田上 めぐみ 先生
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 水周り・配管の清掃・整頓のコツ
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
 気温が上がるにつれ、シンクから悪臭が漂うことはありませんか?

 配管内の定期清掃もマニュアル化が必要です。

 まずは、石膏を注いだあとの作業方法や残った印象材の取扱方法に問題があれ
 ば、作業方法自体を見直さなければなりません。

 清掃作業を再度確かめ、配管内を余分に汚さないことが、臭いを出さないコツ
 です。

 そのためにも、日々の業務で配管内へ石膏や印象材を流さないようにすること。

 そして、石膏トラップを配備することで配管を守るようにします。

 開業後15年で、すでに配管を詰まらせ、再工事を行った医院様もあります。

 「大出費になったと」嘆き、後悔するばかりです。

 スタッフ側の清掃意識と認識が低レベルであったわけですが、水周りの配管ま
 で気をつける意識改革と、きちんとしたマニュアル化を行っていくことで解決
 できるはずです。

 ──────────────────────────────────
 ☆田上先生のワンポイントアドバイス!
 ──────────────────────────────────

 もし、配管からの悪臭がある場合には、次のような特別清掃を行ってみてくだ
 さい。

 ┌≪配管からの悪臭があった時の特別清掃≫─────────────┐
 │                                │
 │ @まずは、石膏トラップの清掃を行う。             │
 │                                │
 │ A市販されている家庭用の配管内洗浄剤を、院内すべての配管に  │
 │  用法を守った上で流す。                   │
 │  容量は少し多めを使用する(休憩時、換気しながら)。     │
 │                                │
 │ Bユニットには、専用洗浄剤をベースンから日ごろの3倍以上、  │
 │  バキュームからも2倍の洗浄剤を流す(休憩時、換気しながら) │
 │                                │
 │ C午後診療が始まる前、同時に各配管へ水を10分ほど流す。   │
 │                                │
 │ Dすべてのシンク内を清掃する。                │
 │                                │
 │ Eシンク内に常備しているごみ箱なども清掃する。        │
 │                                │
 └────────────────────────────────┘

 この清掃を4〜6回繰り返すことで、石膏ゴミなどを除去し、配管内のバイオ
 フィルムも取り除かれます。

 当然ながら、日々の診療終了時のルーティン業務として、小さなゴミまでも取
 る癖、夜間は乾燥させることを心がければ、ずっとキレイな状態を保てます。

 配管からの悪臭がする医院の常勤者は、臭いに鈍感になっているだけですが、
 患者さんの医院に対するイメージは最悪です。

 ┌≪配管内清掃のチェックポイント≫────────────────┐
 │                                │
 │ @石膏、印象材、オイルや薬液などを、             │
 │  環境にも配慮し流さない意識を持っていますか?        │
 │                                │
 │ Aシンク内のカゴの上部の蓋は外しておいていますか       │
 │  (カゴは必要)?                      │
 │                                │
 │ Bアルジネート印象材は固めてから捨てていますか?       │
 │  ラバーボール・スパチュラの余剰分を拭き取って捨てていますか?│
 │                                │
 │ C石膏の余剰分はしっかり取り、ステンレス製の桶内で洗浄し、  │
 │  水中硬化させ捨てる、または拭き取り廃棄をしていますか?   │
 │                                │
 │ D石膏トラップ内は、定期的清掃を行っていますか?       │
 │                                │
 │ E水が付着したらすぐに拭き取る癖をつけていますか?      │
 │                                │
 │ F業務終了後は乾燥状態にしていますか?            │
 │                                │
 │ Gシンク内は毎日清掃していますか?              │
 │                                │
 │ H洗い場シンク内へ、                     │
 │  綿球など小さなゴミを持ち込まないようしていますか?     │
 │                                │
 │ Iユニットのスピットン周辺は常時、              │
 │  乾燥状態を保つようにしていますか?             │
 │                                │
 └────────────────────────────────┘
 
 □■ 田上先生のホームペ−ジ http://www.himmel.co.jp/

          
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