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デンタルオフィス Vol.19

01 WILL Dental Clinic 東京都江東区木場1丁目4-3 MEFULL木場 2F

ともに明るい未来を歩む。
そんな想いを具現化した女性目線のクリニック。

Style Concept

デザインを決める際には女性の視点を大切にした。「男性目線で考えると重たい雰囲気やごちゃごちゃしたデザインになりがちなので、女性の方々の意見を参考にしました。その甲斐もあって清潔感があり、すっきりとしたデザインになったと思います」と笑顔で話す石田優馬院長。
ベースカラーの白には空間を広く見せる効果がある。限られたスペースでも広さを感じさせる工夫をさまざまに行った。
「長く続けるために新築の建物であることも条件でした。地域の方々に喜ばれる存在になれたら嬉しいです」。

  • Facade
    Facade
    東京メトロ東西線木場駅から徒歩1分のテナントビル2階に開業。長く続けるために新築の物件を探した。
  • Reception
    Reception
    ナチュラルな明るめの木材を使用した受付はすっきりとして、清潔感がある。
  • Waiting Room
    Waiting Room
    「窓面を活かして、待合室には自然光が入るようにしました」と石田院長。
  • Treatment Room
    Treatment Room
    ユニットはタービンなどの器具類をショルダ一部分に格納できる「スペースライン EX」を選択。「すっきりとした見た目が気に入っています」と石田院長。
Layout
院内図
  • 受 付
  • 待合室
  • 診察室
  • X線室

02 TAKAMIZAWA
Dental Office
長野県佐久市岩村田1502-3

誰にとっても通いやすいオフィスを目指し、
「シンプル」と「調和」をテーマに。

Style Concept

「患者さんのために自分のパフォーマンスをしっかりと出す必要があります。だからこそ、自分が納得のいくデザインになるように細部までこだわりました」と話す高見澤聡一院長。
そんなこだわりの1つが動線分離だ。「できる限り顔見知りとは対面しないように受付から診療、お会計までプライバシーを守れるように工夫しています。地域の方たちが生きてく上で必要な歯医者さんだからこそ、“あってほしい”と願われる歯医者さんになりたいと思っています」。

  • Facade
    Facade
    全国でも睛天率が高い町としても知られる佐久市。駐車場からは浅間山が見える。
  • Reception
    Reception
    ベースカラーである白と対比するようなダークカラーのカウンターがシンプルながらラグジュアリーさを感じさせる受付。
  • Waiting Room
    Waiting Room
    採光性の高い待合室。呼び出し用のコールチャイムもあり、希望者は駐車場で待機することもできる。
  • Counseling Room
    Counseling Room
    カウンセリングルームには扉が2つあり、それぞれ待合室と特診室に通じているため、特診室の前室としても利用できる。
Layout
院内図
  • 受 付
  • 待合室
  • 診察室
  • X線室
  • カウンセリング
    ルーム

03 団おとなこども歯科 京都市中京区間之町通竹屋町下る楠町607

京町屋の風情を残した、
懐かしさと新しさが交わる
上質空間。

経済学部卒業後に歯学部で学び、30歳で歯科医師となった團院長。スタートが遅かった分、倍の速度で勉強し、必ず5年で開業すると決め、その計画通り、2024年4月、団おとなこども歯科開業を実現された。
開業地探しは比較的早い時期から始めていたが、開業したい場所と暮らしたい場所が一致せず、時間だけが過ぎていたあるとき、不動産情報サイトでこの物件を見つけたという。「もともと着付け教室だった京町屋の1階で、目の前には京都市子育て支援総合センター。妻の祖父母の家がこの近くにあり、子どもを連れて遊びに来たこともあったので、“ここだ”と直感、すぐに見学して即決しました」と團院長。子育て支援総合センターは地域のイベント会場になることも多く、常に子どもたちで賑わう。團院長自身も小さな子を持つ親ということもあり、主な来院者は小児とその保護者を想定した。「保護者は自分の口腔内にまでなかなか意識が向かないもの。だからこそ、自身の口腔ケアがいかに大切かということを伝え、忙しい同世代の人たちの手助けとなるような歯科医院を目指していきたいと思っています」。

Style Concept

最もこだわったのは、格子や扉、ふすまなど、もともとこの建物にあったものを最大限に生かした内装デザインとインテリア。地域に溶け込むように、かといって埋もれてしまわないように、良いバランスで存在感を示せるよう意識したという。
「同じ歯科医師であり、同僚として共に働く妻とは、他のクリニックや旅館を検索し、気に入った写真を見せ合ってイメージを共有しました。受付の天井に板を入れて間接照明で照らすのは妻のアイデアなんです」と團祐介院長。フロア最奥に位置する特別診療室からは、四季折々の草木が茂る美しい中庭を望むことができる。

  • Facade
    Facade
    丸太町駅から徒歩3分、御所南エリアに位置する京町屋。向かって左側の扉の奥に共用の玄関があり、1階が団おとなこども歯科、2階がカルチャースクールとなっている。
  • Reception
    Reception
    受付カウンターは有機質な木と無機質な石目調の天板を組み合わせ、和の風情を演出。受付、診療、会計を一元管理するDX環境を導入し、シームレスな診療を実現している。
  • Kids Room
    Kids Room
    院内中央に位置するキッズ多目的室。怖がる子どもをいきなり診療室に誘導せず、ここで椅子に座る練習をすることも。フッ素塗布やブラッシング指導もできるよう洗面台を備え、照明は昼白色に。
  • Treatment Room
    Treatment Room
    診療室は、彩光と空調を妨げることのない格子戸で仕切り、和モダンな雰囲気に。個室でありながら閉塞感がなく、患者さんもスタッフも安心して過ごせると好評。
Column
団おとなこども歯科 院長:團 祐介
団おとなこども歯科
院長:團 祐介

“スタートダッシュには立地が大切”という考えから、
開業地探しに奔走

団おとなこども歯科 院長:團 祐介
団おとなこども歯科
院長:團 祐介
早い段階で経営を軌道に乗せるためには立地が何より大事と考え、勤務1年目から開業地探しをスタートしました。私のように短期間(卒後5年)で開業を目指す場合、開業資金の大半を借入金に頼るケースも多く、その意味からも勢いのあるスタートダッシュが欠かせません。そのために、まずは近隣の皆さんに「この場所に歯科医院ができた」ことを知っていただかないことには、経営が安定するまでに相応の時間が必要になるでしょう。時間をかけ地道に信用を積み重ねていけば、いずれうまく回っていくと思いますが、私には正直そんな余裕はありませんでした。
また、乳幼児の子どもを持つ親として、住環境にも気を遣いました。私は徳島県、妻は滋賀県の出身ですが、お互いの両親は歯科とは無関係で、Uターン承継という選択肢もなく、二人が「ここ」と決めたところで腰を据えてやっていこうと決めていました。探し始めた当初は、学生時代から土地勘があった大阪市内や北摂エリア、東大阪などを中心に探していました。ちょうどコロナ禍で、普段なら空きが出ないような物件が突然出てくることもあり、「ここで開業したら流行りそう」と思える商業施設のテナントもありましたが、その近隣で子育てができるかとなると、二人とも地方の出身ですし、都会でやっていけるかという不安も正直ありました。
そこで、エリアを兵庫県や奈良県、京都府や滋賀県まで広げて考えてみました。それからは週末ごとに物件探しに出かける日々です。ネットで気になる物件を見つけると、自家用車でその土地に出向き、実際に歩いてみて「小学校が近いね」「ここは地域の方の動線になりそう」など夫婦で話し合っていました。物件付近のパーキングに止めてカフェに入って、どんな方が住んでおられるのか、日中だけでなく夜にも行って昼間人口と夜間人口の差を実際に目で見て確認して、ということをなかば趣味のようにやっていました。ただ、それを繰り返しても「ここだ」と思う場所にはなかなか辿り着きませんでした。
坪数や賃料を絞って10近くの物件サイトを毎日チェックするなかで、開業予定の1年前になって、ようやく妻の両親の実家がある京都に現在の物件を見つけることができました。ネットに掲載された当日に見つけ、すぐにオーナーさんに連絡し、中を見せていただきました。京都らしい建物の感じや外観、中庭の雰囲気に感動し夫婦で即決。その後は開業に向け、一歩一歩着実に歩みを進めることができました。
これから開業を目指す皆さんも、決してあきらめることなく理想的な物件を見つけていただきたいと思います。

Layout
院内図
  • 受 付
  • 待合室
  • 診察室
  • X線室
  • キッズ多目的室
  • カウンセリング
    ルーム

04 医療法人社団 有心会 横浜フロントゆうき
総合歯科クリニック
横浜市神奈川区鶴屋町1-41
THE YOKOHAMA FRONT 3階

病院歯科での経験を生かし、
次世代型クリニックモールでの新たな船出を決意。

Style Concept

「こだわったのは、“シンプルできれい”なデザインです。余計な差し色を極力控えて、同じ色調で完結させたので統一感が生まれ、高級感を持たせながらも温かさを感じる院内に仕上がったと感じています」と話すのはインテリアを担当した吉田羊子院長。クロスや木の色調、建具、ドアの色などにもこだわり、内装業者と相談して選んだ。
動線は患者さんとスタッフが行き交うメインの通路を決め、その両側に診療室を配置するレイアウトを採用。どの診療室からもアクセスしやすい位置に、X線室を配置。限られたスペースの中で、デザイン性と機能性をうまく共存させることに成功している。

  • Facade
    Facade
    クリニックモールにはJR横浜駅西口からデッキで直結。女性が入りやすいように上品で優しい印象の外観。
  • Reception
    Reception
    奇抜な色は極力控え、自然に馴染めるような落ち着いた色づかいで統一した受付まわり。
  • Counseling Lounge
    Counseling Lounge
    「カフェのようなイメージで気軽に話していただきたい」という羊子院長の思いが詰まったカウンセリングラウンジ。待合室と診療室のどちらからでも出入りできるよう扉を2つ設けている。
  • X-ray Room
    X-ray Room
    「CTの機種選定にはかなりこだわりました」と語る吉田悠希理事長。「Veraview X800」がもたらす高解像度のCT・パノラマ画像が導入の決め手となった。
Layout
院内図
  • 受 付
  • 待合室
  • X線室
  • 診察室
  • オペ室
  • カウンセリング
    ルーム

05 すがわ歯科医院 大阪市中央区森ノ宮中央1-14-17-2F

DXとホスピタリティが
共存する
独自のスタイルを
追求。

Style Concept

全体のテイストについては、「開業前に見学をしたクリニックやふらりと訪れたカフェなどで好みの空間があれば写真に撮り、設計担当者に共有してイメージを擦り合わせていました」と語る須川雄介院長。
医院の顔でもある待合室には、白やブラウンなど、やさしい色合いのインテリアに植物の緑が映える上質で落ち着ける空間に。ポイントとなる黄色のファブリックチェアやカウンターチェアは、須川院長自身がインテリアショップに足を運び、デザインや座り心地を確認しながら選んだもの。待ち時間にスマートフォンやPCの充電ができるようコンセントも備えている。

  • Sign
    Sign
    「歯」をモチーフにしたロゴは、左の曲線が医院の頭文字の「S」、右の曲線が「人との繋がり」を示す構成になっている。
  • Reception
    Reception
    受付に物販の商品を置かないのが須川院長のこだわり。物販については、商品説明や受け渡しをチェアサイドで完結するスタイルをとっている。
  • Counseling Room
    Counseling Room
    選りすぐりの家具を備えたカウンセリングルーム。「費用面について話す場所でもあるので、安心感をもたらす上質な空間にしたかったんです」と須川院長。
  • Treatment Room
    Treatment Room
    診療室はすべて完全個室。大阪城公園の緑を望む診療室には、洗練されたデザインが特長のソアリックを設置。
Layout
院内図
  • 受 付
  • 待合室
  • 診察室
  • X線室
  • カウンセリング
    ルーム

06 医療法人社団 佑志会 飯島歯科医院 茨城県龍ヶ崎市佐貫町489-40

親子二代の想いと理想を
融合。
暖かみのあるヴィンテージ調の新オフィス。

都心へのアクセスがよく、ベッドタウンとして発展した町でもある茨城県龍ケ崎市に飯島陽一理事長が「飯島歯科医院」を開業したのは1984年のこと。以来、地域に根差した歯科医療を提供し続けてきた。それから39年、ご子息の佑斗院長が跡を継ぐことを機にリニューアルオープンすることとなった。
「旧院は建物自体の老朽化が進んでいたこともあり、移転開業の形を取りました。時代に合わせた、また私の行いたい診療スタイルを念頭にデザインを考えました」そう話すのは佑斗院長だ。
1階の診療室はタービン音などが待合室に聞こえないよう、そして患者さんのプライバシーに配慮し、完全個室に。2階エリアはメインテナンスが中心となる。「私が1階を、理事長が2階を担当し、消毒室もそれぞれの階に設けました。二世帯住宅ではないですが、クリニックが2つあるようなイメージです。父の想いと私が学んできた新しい技術や考え方を融合した歯科医院にしていけたらと思っています」。

Style Concept

ウッドインテリアを取り入れたヴィンテージ調のデザインが暖かみを感じさせる「飯島歯科医院」。特徴的なのが待合室の隣りに設けた広めのカウンセリングルームだ。「患者さんに説明する時間を大切にするために医院の中心部に設けました。引き戸を開けるとオープンスペースにもなり、ここで子どもたちが過ごすなど、患者さんに自由に使っていただけたらとも思っています。歯科治療の価値を患者さんに伝えながら、皆さんの健康を守っていきたいです」と飯島佑斗院長は抱負を語ってくださった。

  • Facade
    Facade
    旧院のすぐ近くに移転開業した「飯島歯科医院」。JR常磐線龍ケ崎市駅より徒歩2分の好立地。
  • Reception
    Reception
    ウッドインテリアでまとめた受付カウンター。シェードの照明がヴィンテージ感をよりアップさせている。
  • Treatment Room
    Treatment Room
    無機質になりがちな診療室は石目の壁紙と木目調の床材によってスタイリッシュに。
  • Waiting Room
    Waiting Room
    待合室には自然光がたっぷりとそそぐ。暖かみのある電球色のダウンライトが落ち活いた雰囲気を演出する。
Column
飯島歯科医院 院長:飯島 佑斗
飯島歯科医院
院長:飯島 佑斗

医院の顔になるカウンセリングルームを目指して

飯島歯科医院 院長:飯島 佑斗
飯島歯科医院
院長:飯島 佑斗
当院は1984年に父が開業し、旧院の建物自体の老朽化から建て替えの話が持ち上がり、そのタイミングで移転開業とともに私が院長を引き継ぐことになりました。
父は引き続き、診療を行うこともあり、父がこの地で培ってきた信頼と私が学んできた新しい医療を融合するような医院にしたいと思い、診療エリアを上下階に分けました。ちょうど二世帯住宅のようなイメージです。
新しい建物をつくる経験が生まれて初めてだったので、何から手をつけていいのかわからなかったのですが、同じ時期に開業する先輩にいろいろな相談をしました。また、デザインを決めるにあたっては、たくさんの写真を撮りました。それは歯科医院だけではなく、私の好きなアパレルの店内であったり、そういう写真を集め、デザイナーさんと相談しながら、イメージを決めていきました。
ただ、イメージというのはあくまでイメージだなとつくづく思いました。それは実際に、内装が出来上がってくると想像していたものとは違ったということがあったんです。これから何十年とこの医院で診療をしていくと考えた時、気分よく仕事がしたいので、なるべく妥協はせず、施工会社さんと相談しながら、内装を作り上げていきました。デザイナーさんと私とのイメージのすり合わせは、苦労をしたと同時に大事な作業だなと感じました。研修先などでも内装について質問することがありました。それで参考にしたのが大きなカウンセリングルームです。
待合室のようにも使えて、患者さんが気楽に使えるような、それでいて、院内の顔になるようなカウンセリングルームにしたくて、院内の中心部につくることにしました。今は、必ず初診の患者さんとはここでお話をするようにしています。よくカウンセリングルームをつくったけれど、物置になっている、という話を聞きますが、このスタイルにしたことでしっかり活用ができて、また患者さんとのコミュニケーションを深めることができて、よかったと思っています。
これからも常に研鑽を積んで、それを患者さんに還元できる歯科医師でありたいと思っています。ただ、ここの土地は老若男女、いろんな方がいらっしゃるので、人間力を高めるためにも趣味も大事にしたいと思っています。そうして息抜きも大事にすることが結果的にクオリティの高い仕事につながると思っています。

Layout
院内図
  • 受 付
  • 待合室
  • 診察室
  • X線室
  • カウンセリング
    ルーム

DENTAL PLAZA TOKYO

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