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100年後に残す日本の風景 歯科医療従事者による風景写真カレンダー2025 作品募集

未来に伝えたい、
残したい。

今年もモリタカレンダー用の写真作品を募集いたします。
皆さま方の作品を心よりお待ちしておりますので、奮ってご応募くださいますようお願いいたします。

募集要項

  • 募集期間

    2024
    21日~531

    • 当日消印有効。
  • 応募点数

    一人あたり 20点まで

  • 作品の返却に
    ついて

    応募作品は、返却いたしませんので、ご注意ください。

  • 各賞について

    【入 選】12点(1~12月より1枚)各月頁にて使用いたします。
    【優 作】12点

  • 応募先

    〒564-8650
    大阪府吹田市垂水町3−33−18
    株式会社モリタ マーケティング部 
    2025年モリタカレンダー事務局
    TEL:06-6380-5231

応募方法

  • プリントサイズ

    プリントサイズ

    【カラープリント(ヨコ)】
    サイズ:A4、四切

    • カラープリントは、A4(四切)サイズのヨコ型にしてください。
  • カラープリント裏面

    カラープリント裏面

    応募票もしくは必要事項を記入した用紙を
    1作品につき1枚、作品プリント裏面にセロハンテープで貼付してください。

    • 糊付けはプリントが波打って曲がってしまう恐れがありますのでご遠慮ください。

注意事項

  • ■応募作品について

    審査結果は、8月末までに[入選・優作]へ入賞された方へ連絡をいたします。

    応募作品は応募者本人が撮影し、全て著作権を有しているもの、未発表のものに限ります。
    応募作品の著作権・被写体の肖像権を侵害するような行為が行われた場合、関連するトラブルの責任は一切負いかねます。

    応募作品の使用権はモリタに帰属し、2025年モリタカレンダー製作、広報宣伝物(募集チラシ、ホームページなど)に無償で使用させていただきます。

    お送りいただいた書類、カラープリントは返却いたしかねますので、予めご了承ください。

  • ■応募票の個人情報について

    応募票に記載頂く個人情報は、審査結果・記念品などの送付などのために必要な範囲で使用させていただきます。また、2025年モリタカレンダー・宣伝広報物などで撮影者のお名前や都道府県を明示させていただく場合があります。

応募票ダウンロード

2024年カレンダー
作品紹介

審査総評

写真家にとって重要なことは、ある日ある所に居る事だと、写真家石元泰博は語っている。今回の選ばれた作品はその場に居ることだけではなく。そこで起し出来事、素晴らしい瞬間に出会い、それを逃さず捉える事が出来た作品を選ばせて頂きました。輝く星空、凍てつく木立の姿、いずれもこの瞬間に立ち会わなければ捉えることのできない世界を作品が示しています。じっと作品を見ていると、情景の前に立つ、作者の姿と感動されている心情が透けて見えてくるようです。
魅力的な作品を撮るには、知識・技術が共に必要ですが、選ばれた作品には作者の豊かな知識と知る喜びが溢れていました。

「発見の旅とは新しい景色を探すことではない。新しい目で見ること」
(マルセル・プル-スト)
「旅は真正な知識の偉大な泉である」
(ベンジャミン・ディズレーリ)

師岡清高

元大阪芸術大学芸術学部写真学科教授
日本写真芸術学会会員、日本写真作家協会顧問
Canon EOS学園大阪校講師

入選作品 紹介

  • 1
    「TSUGAIの舞」
    船越 誠 (北海道札幌市)
    ● 撮影場所:北海道阿寒郡鶴居村
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    講 評

    「厳冬のなか、美しい鶴の営みを型通りに捉えるのではなく、作者の深い眼差しで捉えた愛しみ、つがいあう姿に心魅せられました。頭を垂れ舞う姿は、つがう事の大切な意味を教えられたように思います。」

  • 2
    「浄土銀河」
    佐藤 貴彦 (岩手県盛岡市)
    ● 撮影場所:岩手県宮古市
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    講 評

    「浄土とは、煩悩や汚れと遠く離れた仏の住むところ、暗闇のなか光り輝く星の中に想いを馳せられ、俗世からは見えない世界を銀河の中に見出された発想を評価させて頂きました。写真は見る見せる行為のように思われがちですが、作者の発想は写真を通して共有させて頂けました。」

  • 3
    「夢幻」
    川村 尚彦 (北海道旭川市)
    ● 撮影場所:北海道中川郡豊頃町
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    講 評

    「朝霧の中、幻のように浮かび上がる木立の姿を詩情豊かに語る事が出来ています。フレームの中に大きく捉えた木立は、後光を得て大きく空に向かう佇まいを示し、巡る季節の声を聞かせて頂いたように思いました。」

  • 4
    「廃校に咲く」
    田村 治義 (和歌山県伊都郡)
    ● 撮影場所:長野県飯田市
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    講 評

    「もう迎える事が無い生徒たちの姿を連想しました。廃校となった校舎の窓辺に咲く桜がもの悲しくも、時の流れを懐かしく、幸せな時を思い起こさせて頂ける作品でした。」

  • 5
    「浜松 ナカタ島の大凧まつり」
    須賀 康夫 (愛知県名古屋市)
    ● 撮影場所:静岡県浜松市
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    講 評

    「浜松の凧揚げは、子供の誕生と成長を願う初凧や糸切り合戦で有名だが、あの壮観な凧揚げを写真で語ることはなかなか難しいが、作品は遠州のからっ風を想像させるように、雲ひとつ無い大空を広く捉えいままさに舞あがろうとする大凧の姿を臨場感豊かに語る事ができています。」

  • 6
    「新緑林」
    池田 剛 (広島県福山市)
    ● 撮影場所:広島県庄原市
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    講 評

    「空を覆い尽くす、みずみずしい青葉の姿に魅了されました。爽やかな彩りが、思わず深呼吸したくなります。とてもシンプルな表現ですが、作品はブナ林の爽やかな姿と共に、そこに立ち森を見上げる作者の姿をも語っています。」

  • 7
    「新緑の頃」
    田中 敏夫 (広島県福山市)
    ● 撮影場所:鳥取県日野郡江府町
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    講 評

    「夏の季語になる新緑。苔むした渓流を下るせせらぎは自然の声を届け、写真を見るものの心を癒し潤す情景となっています。この場の透明感は、自然の温度感も伝わってくるように感じました。」

  • 8
    「湖上の門」
    上田 大貴 (京都府京都市)
    ● 撮影場所:滋賀県高島市
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    講 評

    「青い空、青い湖に浮かび上がる鳥居。清々しさのなか、シンプルにフレーミングされた作品は無音で神秘的な佇まいを示しています、無限に広がりゆく世界のなか、湖上にある鳥居が、時空を越える門のように見えました。」

  • 9
    「宙(チュウ)」
    冨田 洋道 (広島県三原市)
    ● 撮影場所:岡山県真庭市
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    講 評

    「彼岸花を捉え宙と題されたこの作品は、花を華とは捉えずに空と読み、別の世界を創造された感性を讃えさせて頂きました。見えるものに終始せず、新たなる解釈を花の美しさと共に語る事ができています。」

  • 10
    「朝日のコスモス」
    増山 隆一 (長崎県諫早市)
    ● 撮影場所:長崎県諫早市
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    講 評

    「大地に咲き広がるコスモスの姿は淡く美しい彩りを讃え、日が上るのを待ち侘びるかのように咲き誇っている。擬似的な表現だが作者の考えを共有できるように描く事ができています。」

  • 11
    「秋霧」
    吉田 豊 (福島県南相馬市)
    ● 撮影場所:福島県相馬郡飯館村
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    講 評

    「草木が色づく秋。静けさを感じ取らせるが如く少し広く捉えた森、水面から湧きあがる霧が釣り人を静かに包み込み、秋の時節のなか四季の豊かさを伝える作品に仕上げられています。」

  • 12
    「銀閣雪景」
    竹内 尚則 (奈良県桜井市)
    ● 撮影場所:京都府京都市
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「降りゆく雪に包まれた銀閣。禅宗の宗教観を託された観音殿が、凍てつく時のなかに静かに佇む姿は、寒の厳しさなか、行をしている僧にも伺える作品でした。」

優作作品 紹介