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100年後に残す日本の風景 歯科医療従事者による風景写真カレンダー2024 作品募集

未来に伝えたい、
残したい。

今年もモリタカレンダー用の写真作品を募集いたします。
皆さま方の作品を心よりお待ちしておりますので、奮ってご応募くださいますようお願いいたします。

募集要項

  • 募集期間

    2023
    21日~531

    • 当日消印有効。
  • 応募点数

    一人あたり 20点まで

  • 各賞について

    【入 選】12点(1~12月より1枚)各月頁にて使用いたします。
    【優 作】12点
    【参加賞】上記以外の応募者

  • 応募先

    〒564-8650
    大阪府吹田市垂水町3−33−18
    株式会社モリタ マーケティング部 
    2024年モリタカレンダー事務局
    TEL:06-6380-5231

応募方法

  • プリントサイズ

    プリントサイズ

    【カラープリント(ヨコ)】
    サイズ:A4、四切

    • カラープリントは、A4(四切)サイズのヨコ型にしてください。
  • カラープリント裏面

    カラープリント裏面

    応募票もしくは、必要事項を記入した用紙を、作品プリント裏面にセロハンテープで貼付してください。

    • 1作品につき1枚を作品裏面に貼付してください。
      糊付けはプリントが波打って曲がってしまう恐れがありますのでご遠慮ください。

    必要事項 : 【タイトル】
    【撮影月】【撮影場所】
    【氏名】【住所】【電話番号】
    【FAX番号】
    【メールアドレス】【職業】を記入してください。

    • 必要事項が記入されていればどのような用紙でもご応募いただけます。
      その場合は記入漏れにご注意ください。

注意事項

  • ■応募作品について

    [入選][優作]への入賞の場合、原版データのご用意をお願いいたします。

    審査結果は記念品の発送をもってかえさせていただきます。

    応募作品は応募者本人が撮影し、全て著作権を有しているもの、未発表のものに限ります。
    応募作品の著作権・被写体の肖像権を侵害するような行為が行われた場合、関連するトラブルの責任は一切負いかねます。

    応募作品の使用権はモリタに帰属し、2024年モリタカレンダー製作、広報宣伝物(募集チラシ、ホームページなど)に無償で使用させていただきます。

    お送りいただいた書類、カラープリントは返却いたしかねますので、予めご了承ください。

  • ■応募票の個人情報について

    応募票に記載頂く個人情報は、審査結果・記念品などの送付などのために必要な範囲で使用させていただきます。
    また、2024年モリタカレンダー・宣伝広報物などで撮影者のお名前や都道府県を明示させていただく場合があります。

応募票ダウンロード

2023年カレンダー
入選作品 紹介

  • 1
    「夫婦岩から富士を望む」
    馬瀬 勝 (三重県松坂市)
    ● 撮影場所:三重県伊勢市 夫婦岩
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「まだ夜が明けきらず、ほのぼのと陽が昇るのを期待させる作品は、遥か彼方にある富士の姿と共に時の経過を意識させ、鑑賞者(読み手)の想像を膨らませる作品である。作者・夫婦岩・富士の山を一直線で結び雄大なドラマの始まりを捉えた作品は新年を迎えるに相応しいい作品として選出させて頂きました。」

  • 2
    「ねぐら立ち」
    川村 尚彦 (北海道旭川市)
    ● 撮影場所:北海道阿寒郡鶴居村
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「厳冬のなか、霧氷輝く川沿いに日の出を迎え目覚める鶴。離れていても作者には鶴の鳴き声が聞こえる様である。自然のなかで繰り返される営みだが、条件が揃わなければなかなか出会うことは難しい。作者の知識と努力があってこそ捉える事ができた作品でした。」

  • 3
    「三又(みつまた)」
    田村 治義 (和歌山県伊都郡)
    ● 撮影場所:三重県津市美杉町
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「渓谷を埋め尽くし、沢を流れる様に咲き乱れる三叉の花々。三叉の花は沈丁花より少し控えめな香りだが、谷一面に咲き誇る様から、景観の美しさだけではなく豊穣な香り漂う山の姿を感じとることができる。春を迎えようとする時の盛りを逃さずに捉える事が出来た作品として選出させて頂きました。」

  • 4
    「淡春」
    北村 富三郎 (広島県福山市)
    ● 撮影場所:広島県神石群
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「淡き春の姿を作品は印象深く伝えることができている。写真の原点はドキュメント(今を撮る)であるが、対象をただただ記録するのではなく、作品は作者が知覚したことを豊かな感性で読み解き描かれている。目前に起こりし出来事を読見とる作者の心眼を讃えたい。読む力・語る力が溢れる作品でした。」

  • 5
    「新緑の頃」
    高橋 眞也 (広島県福山市)
    ● 撮影場所:広島県福山市
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「端午の節句に揚げられる鯉のぼり。節句は、日本にある「五節句」のひとつで、子供の健やかな成長と出世を願うために挙げられるが、新緑の頃を表す風物詩でもある。木々が青々と輝く姿と重ねて、祠のなかに掲げられた鯉のぼり。新たに誕生した子どもたちの成長を願う、親の姿を連想させている。」

  • 6
    「初夏」
    田中 敏夫 (広島県福山市)
    ● 撮影場所:鳥取県日野郡江府町
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「残雪残る大山を背景に、そよぐ風にゆれる穂苗。季節の姿を生き生きと表現されている。作品は美しさに憧れるのではなく、見落としがちな日本の原風景を見据えて捉えている。煌めきや驚きに惑わされない、作者の豊かな感性を讃えて選出させて頂きました。」

  • 7
    「涼風」
    三上 正久 (三重県鈴⿅市)
    ● 撮影場所:長野県茅野市 蓼科大滝
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「みどり豊かな森に抱かれた渓流。新緑の森は美しい水流と共に爽やかな季節を向かえている。命題は涼風とされており。この場を涼やかな風が通り抜けたようだ。写真は見えるものを捉えることしかできないが、作者はその場で体感した内省を語ろうとこの光景を写真で示した。命題と作品が共鳴しあい作者の体験を共有させて頂きました。」

  • 8
    「夏・爽快!」
    佐藤 貴彦 (岩手県盛岡市)
    ● 撮影場所:岩手県二戸郡奥中山
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「 爽やかな空の下、ひまわりが美しく咲き乱れている。当初は北海道の壮大な光景を捉えた作品だと思いましたが、岩手県盛岡市にもこの様な素晴らしい世界がと驚きました。近景から遠景まで取り込みながら複雑にならず、スケールの大きさをとても活かすことが出来た作品です。きっと写真のファインダーには、まだまだ入りきれないスケールを前にしての撮影だったのでは。画面の外にある光景も予感させてくれる作品になっています。」

  • 9
    「青池秋景」
    今渡 隆成 (北海道札幌市)
    ● 撮影場所:北海道上川郡美瑛町
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「いつ見ても神秘的な白金青池。季節により色が変化するなど、自然が織りなす不思議な光景である。作品は、立ち枯れした木立の向こうに季節を取り込み作者の豊かな出会いを作品が語っている。
    良く撮られるポイントだが、不思議と同じものは無い。一期一会を思い起こさせる作品でした。」

  • 10
    「光芒射す」
    阿久津 啓三 (福島県郡山市)
    ● 撮影場所:群馬県吾妻郡中之条町
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「作品は光芒射す森に光が満ち溢れる様を捉えている。神秘的な出来事は森を神々しく表しており、自然が織りなす美しい姿に魅了されました。写真家は常にその場にいる事が大切であると、写真家石元泰博氏が語っています。この雄大なドラマを目前に、カメラをむけるの作者の感動が伝わってくる作品でした。」

  • 11
    「ブナ林の落葉」
    滝沢 良子 (青森県八戸市)
    ● 撮影場所:青森県十和田市八甲田
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「落葉積もる白樺林。秋深き情景を作品が美しく伝えている。雨後の中での撮影であろうか、森の姿が少し色彩濃く現れている。木立をわける道を進めば、森の不思議に出会えるような仕掛けが良い。季節は多様な姿を示すが、その豊か景観には限りは無くこの道を辿ってみたくなる作品でした。」

  • 12
    「駆け抜ける師走」
    吉村 正 (静岡県三島市)
    ● 撮影場所:静岡県御殿場市
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    講 評審査員長:師岡清高 先生

    「「駆け抜ける師走」とされているが、美しいクリスマスイルミネーションに飾られたメリーゴーランド(回転木馬)の姿を捉えている。回転する木馬の動きが時の流れを示すと共に師走の慌ただしさをも感じ取らせる工夫が良くできています。そして、メリーゴーランドの回転は師走が繰り返されるようにも読み取れる作品にもなっています。」

2023年カレンダー
優作作品 紹介

株式会社モリタ
2023年カレンダー審査 総評

まだまだ、コロナが終息しませんが。ご応募頂きました作品は、コロナの事など忘れたかのように素晴らしい作品が集いました。
美への飽くなき追求、移り変わる季節の豊穣な姿に触れ感動された一瞬を逃さず捉えた作品など、魅力あふれる作品群を前に、今年も難しい審査となりました。
今回の審査では、絵のような従来の表現ではなく、時が現す繊細な表情を見逃さず、捉えられた作品すなわち対象をただ視る撮るではなく、感じる、読むを軸に語る工夫が施された作品を選ばせて頂きました。
応募頂きました皆様の出会いの豊かさと見識の豊かさが今回の作品選出の大きな要因となりました。

「私にしか見えないものを他人に見せたい」
ゴッホ(映画の中での名言)
「写真は頭と目と心を同じ視界に置くことだ」
アンリ・カルティエ=ブレッソン

師岡清高