クリアフィル®︎
マジェスティ®︎ESフロー
診療用材料
クリアフィル®︎マジェスティ®︎ESフロー
歯科充填用コンポジットレジン
Thinking ahead. Focused on life.


臼歯部のⅠ級、Ⅱ級窩洞においては「U」が、幅広い天然歯色に親和します。
前歯部のⅢ級、Ⅳ級、Ⅴ級窩洞においても、「U」または「UD」1本で、幅広い天然歯色に親和します。
※1.人工歯を用いたシミュレーションであり、天然歯の色調とは異なります。
・咬合面の形態付与に
(咬頭や隆線の形成)
・周縁の歯質やCRにも色調親和
・前臼歯の症例に幅広く対応
・幅広い症例で色調親和
・ライニングや小さな窩洞に
・前歯の小窩洞も
明度低下を防いで色調親和
短時間の研磨で光沢が得られ、歯ブラシ摩耗後も高い光沢性が続きます。
※クリアフィル®マジェスティ®ESフロー〈Low〉
SEM写真 15.0kV 15.3mm×10.0k SE(U)
●試験条件:
[曲げ強さ]JIS T 6514に準拠
[圧縮強さ]試験片Φ4×4mm、
オートグラフ(島津製作所)、クロスヘッドスピード2mm/min
クラレノリタケデンタル株式会社測定のデータ:条件等により数値は異なります。
※4.曲げ強さ、圧縮強さ
写真提供:新百合ヶ丘南歯科 髙山 祐輔 先生
写真提供:大谷歯科クリニック 大谷 一紀 先生
※2.「クリアフィル®マジェスティ®ESフロー」の添付文書に記載の使用方法「歯質への充填修復」を示します。
※3.照射時間及び硬化深度に関しては製品の添付文書をご参照ください。
八重洲歯科診療所
中村 昇司 先生
#46,47歯にパラジウム合金のインレーが装着されていた。
若干の咬合痛と歯質の黒変を認めた。さらに患者は、現行のメタルインレーに対して審美的な不満を有していた。
MI(Minimal Intervention)の概念に基づき歯質を保存するよう、可及的にメタルインレーのみ切削し除去した。
染色液を用いて、再石灰化不能なう蝕象牙質を選択的に染色した。
ならびに、デンチンエナメルジャンクションに沿って進行したう蝕を、注意深く除去した。
その結果、アンダーカットとなり遊離エナメル質が生じた。
この時に遊離エナメル質は、除去しない。
#47歯の頬側に波及したう蝕は、特に深く、不顕性露髄が疑われた。今回のう蝕は、両歯とも深く、体積としては大きいものの、表面積としては咬合面と頬側面に留まっている。咬合面は窩洞幅が、1/3から1/2の範囲となっており咬合力が修復装置へ加わりにくいと診断した。また遊離エナメル質も、接着歯科の技術を応用すれば除去せず十分保存可能であると診断した。同様に象牙質歯髄複合体も、接着歯科技術を用いることで十分保存できると診断した。以上より本症例は、Composite Resin(CR)を用いて保存的に修復治療を行うこととした。
CR充填にて、被着面の未切削エナメル質にリン酸エッチングを行う場合は、象牙質の過剰な脱灰を防ぐため、エナメル質に限局したセレクティブエッチングを行う。
使用するリン酸は、限局的に一定時間エナメル質マージンへ留まっている必要がありそれを識別できた方が良く、適度な粘度と認識しやすい色調を有する「Kエッチャントシリンジ」を選択している。
接着は、ワンステップタイプの「クリアフィル® ユニバーサルボンド Quick ER」を用いた。従来必要とされた塗布後の待機時間を有さないため、口腔内における唾液付着などによるリスクを軽減でき、チェアタイムの短縮に繋がる。
エアーブローは、バキュームで吸引しながら、弱~中圧のマイルドなエアーブローで液面が動かなくなるまで行う。これらのステップにより、確実に接着成分を歯質へ浸透させ余剰な脱灰成分ならびに溶媒などを除去する。
添付文書に従い、確実に光照射を行う。
「クリアフィル® ユニバーサルボンド Quick ER」の場合、5~10μmの被膜厚さとなる。
本症例の窩洞は、前述のように遊離エナメル質を認める。遊離エナメル質に起因するアンダーカットは、レジン充填に伴い気泡の迷入などにより空隙が発生させやすくする。
このような場合では、細部に充填が行いやすく、流れが良いフロアブルレジンを用いて確実にアンダーカットの埋め立てと象牙質の封鎖を行う。ここでは、「クリアフィル® マジェスティ® ES フロー」(HighA3)を使用した。窩洞が深い症例には、重合収縮の緩和を考慮し分割・積層してレジンを充填した方が辺縁漏洩を防止できる。
充填後の光照射は添付文書に従い確実に行う。
咬合面までの充填には、窩洞内からの垂れや流出が起こりにくく賦形性に長けるフロアブルCRを選択した。臼歯部咬合面にも十分な強度を有することも確認する。ここでは、「クリアフィル® マジェスティ® ES フロー」(Low Universal U)を使用した。
光照射の不足は、物性の低下を引き起こし着色や不適切な摩耗の要因となり得るため、光照射は添付文書に従い確実に行う。
#46,47歯ともに、「クリアフィル® マジェスティ® ES フロー」(Low Universal U)を充填した。
ダイヤモンポイントで、咬合面の形態を造る。
口腔内における耐久性や、光沢の維持、着色予防のため、研磨は重要である。
カーバイドバーを用いて仕上げから研磨を行うことで、ダイヤモンドポイントにより付けられた細かい傷を無くすことができる。
先端の尖った各種シリコンポイントを用いて、咬合面形態を崩さないように研磨を行って行く。研磨は、各ステップを確実に実行する。
カップ型のシリコンポイントによって、小窩裂溝最深部にアプローチし、内斜面も確実に研磨を行う。最後に、滑沢な研磨面を得るために、研磨用ペーストを用いる。
術直後の状態を示す。
本写真の処置歯は、唾液などで濡れておらず乾燥させた状態である。
術後1週間経過した状態を示す。
フロアブルコンポジットレジンを用いたMI修復治療によって、患者の信頼と満足を得ることができると考えている。
新百合ヶ丘南歯科
髙山 祐輔 先生
岩田歯科医院
岩田 淳 先生
※「クリアフィル® マジェスティ® ES-2 Premium」は保険適用されていません。本症例は、自費診療の症例です。
田代 浩史 先生
[付属品]
ニードルチップ(N)(5個)、
ニードルチップキャップ(5個)
[付属品]
ニードルチップ(N)(5個)、
ニードルチップキャップ(5個)
[付属品]
ニードルチップ(N)(5個)、
ニードルチップキャップ(5個)
[付属品]
ニードルチップ(N)(15個)、
ニードルチップキャップ(15個)
※1.「VITA」はVITA Zahnfabrik, Bad Sackingen, Germanyの商標です。
※2.本製品の中で最も明度が高い色調です。
5mL
ボンド(5mL)×2個
管理医療機器 歯科充填用コンポジットレジン
クリアフィル®マジェスティ®ESフロー
医療機器認証番号:224ABBZX00170000
管理医療機器 歯科用象牙質接着材
クリアフィル®ユニバーサルボンド Quick ER(歯科セラミックス用接着材料)(歯科金属用接着材料)(歯科用知覚過敏抑制材料)(歯科用シーリング・コーティング材)
医療機器認証番号:228ABBZX00065000
管理医療機器 歯科用象牙質接着材
クリアフィル® ユニバーサルボンド Quick 2(歯科セラミックス用接着材料)(歯科金属用接着材料)(歯科用知覚過敏抑制材料)(歯科用シーリング・コーティング材)
医療機器認証番号:305ABBZX00012000
管理医療機器 歯科充填用コンポジットレジン
クリアフィル®マジェスティ® ES-2
医療機器認証番号:224ABBZX00119000
管理医療機器 歯科充填用コンポジットレジン
クリアフィル®マジェスティ® LV
医療機器認証番号:218ABBZX00162000
管理医療機器 歯科用エッチング材
K エッチャント シリンジ
医療機器認証番号:226ABBZX00089000
管理医療機器 歯科用象牙質接着材
クリアフィル®メガボンド®2(歯科セラミックス用接着材料)(歯科金属用接着材料)(歯科用知覚過敏抑制材料)
医療機器承認番号:227ABBZX00114000
管理医療機器 歯科充填用コンポジットレジン
クリアフィル®マジェスティ®ES-2 Premium
医療機器認証番号:224ABBZX00120000
クラレノリタケデンタル インフォメーションダイヤル
フリーダイヤル 0120-330-922
電話受付時間 月曜〜金曜 10:00〜17:00
www.kuraraynoritake.jp
Morita Global Site: www.morita.com
More Infos about Products: www.dental-plaza.com