配信スケジュールと講演内容
近年、歯科界において注目されている「デジタルデンティストリー」と「予防歯科」の2大プログラムを配信いたします。
それぞれ、日常臨床で取り組まれている最前線の先生方に最新情報や、今後の展望をご講演頂きます。
※配信の順番は変更される可能性もございます。予め、ご了承下さい。
配信期間:7月28日(火)~8月28日(金)
# デジタルデンティストリー
デジタルデンティストリーがもたらす効果
~患者さんに支持されるデジタルデンティストリーとは?~
2020年デジタルデンティストリーは、IDSで発表された商品が続々と国内投入されている。デジタルの各分野は更なるステージに突入したと言えるだろう。近年のデジタル機器は、従来の使用方法の範囲を広げ、自由な組み合わせスタイルを提案するものとなってきている。そこで商品機能に捉われない「いかに歯科医院の規模や診療スタイルに応じたシステムを構築するか」が永続的な医院経営の成功のカギと考える。今回は当医院で取り組んできた、デジタルワークフローのポイントをご紹介する。
大阪大学大学院歯学研究科 予防歯科学・教授
天野 敦雄先生
# 予防歯科
防ぎ・守る予防歯科
「削る・詰める」だけでは時代遅れ。現代は「防ぎ・守る」予防歯科が求められています。予防歯科の目的はバイオフィルムの病原性を管理すること。そのためにはバイオフィルムが高病化するバイオロジーを理解することと、高病化を防ぐ予防システムを導入することです。患者さんのバイオフィルムは十人十色。バイオフィルムの高病原化のメカニズムを知り、バイオフィルムを定期管理しましょう。予防歯科は転ばぬ先の杖。う蝕と歯周病、そして全身疾患の予防にも予防歯科は威力を発揮します。
<その他のプログラム>オープニング:
原宿デンタルオフィス院長 東京SJCD最高顧問 SJCDインターナショナル会長
山﨑 長郎 先生
配信期間:8月4日(火)~9月4日(金)
日本大学歯学部歯科放射線学講座 教授
新井 嘉則先生
# デジタルデンティストリー
デジタルデンティストリーの目指すべきもの
~歯科用コーンビームCT発売20周年を迎えて~
3次元画像診断を可能にした“歯科用コーンビームCT”が薬事承認を受けて20周年を迎えることができました。発売当初は、未知数であった“デジタル機器”で、しかも非常に高額でありました。そのため、だれもが普及することはないと予想されていました。しかし、正確な画像診断が、歯内療法・インプラントおよび矯正治療の診断、患者さんへの説明および実際の治療の支援に非常に有用であることが証明されていきました。それに歩調を合わせてCAD・CAMや口内スキャナー(IOS; IntraOral Scanner)も高性能化してまいりました。デジタルのこの利便性が注目されがちですが、どの装置も必ずアナログデータをデジタル信号に変換する過程が必要です。特にこの入り口部分の誤差は修正が不可能であるため、装置全体の性能を大きく左右する部分となります。歯科用コーンビームCTにおいても、同様なピットホールがあり、アナログ部分の精度が非常に重要なポイントなっています。今後、このアナログ信号の変換部分の精度、データの互換性、操作性が飛躍的に進歩し、最善の治療が確実に受けらえるようになれば、患者さんにとってまさに福音となることでしょう。それを目指して、今後の発展に大いに期待したいと思います。
昭和大学 頭頸部腫瘍センター 講師
櫛橋 幸民先生
# 予防歯科
頭頸部腫瘍センターにおける口腔癌治療の実際
~早期発見のポイントとその予防について~
昭和大学頭頸部腫瘍センターは耳鼻咽喉科頭頸部外科医と歯科口腔外科医から成り立つ大学直属のセンターである。頭頸部癌治療はチーム医療であり、内容としては原発切除術や頸部郭清術、遊離皮弁再建術、有形皮弁再建術などの手術治療や放射線療法、化学放射線療法、緩和ケア治療などを行っている。多くの症例を先生方からご紹介頂くことで当センターは成り立っている。そこで今回は口腔癌の早期発見やその予防について、更には先生方にお願いしたいことなどを含め耳鼻咽喉科頭頸部外科医の立場からお話しさせて頂く。
配信期間:8月11日(火)~9月11日(金)
# デジタルデンティストリー
”見せる”で始めるデジタルデンティストリー
デジタルデンティストリーというキーワードで表現されることの多いCADCAMやマイクロスコープ、CTなどの診療器械。いずれも使ってみれば確かに便利でより良い医療を実現できる素晴らしい道具です。しかしながらこれらの器械は道具に過ぎず、導入したからといって患者さん自ら これらの治療を求めて押し寄せてくるということは現実的ではありません。いかに優れた器械であっても、患者さんへの診療に用いなければただのオブジェと化してしまいます。では我々がイメージするデジタルデンティストリーを実現するにはどうしたら良いのでしょう? デジタルデンティストリー実現の鍵は”見せる”ことです。歯科医療のデジタル化とは患者情報のデジタル化であり、デジタル化の利点とは見えること、見せることができる点です。この”歯科医療 の見える化”をうまく活用することで、患者さんの理解度や満足度が向上するとともに、 CADCAMによるセラミック修復やインプラント治療など、我々がイメージするデジタルデンティストリーを希望される患者さんが増えていきます。 今回はモリタのDOORシステムを活用して”見せる”スタイルをより簡単に実現する方法をご紹介します。
医療法人社団真健会(若林歯科医院、オーラルケアクリニック青山)理事長
若林 健史先生
# 予防歯科
歯科ドックシステムにおける検査とカウンセリングの重要性
来院する患者さんはむし歯や歯周病あるいは噛み合わせ等の不具合を主訴として来院することが多い。これらの主訴を改善するためには注意深い検査と診断が必要である。近年、検査に様々なデジタルツールが開発されより簡単にそしてより正確に口腔内の状況を把握しやすくなった。その情報を的確に患者さんに伝えることにより診療を円滑に進めることができる。今回は検査やカウンセリングを具体的にどのような方法で進めて行けば良いかを当医院を例にとりながら考察してみたい。
配信期間:8月18日(火)~9月18日(金)
医療法人スマイルプラン理事長 株式会社Co.lab(コラボ)代表
山本 恒一先生
# デジタルデンティストリー
Prospects of Digital Dentistry and Highly Translucent Zirconia
~デジタルと高透光性ジルコニアの展望~
歯科医療は今後益々デジタル化の一途を辿るものと思われます。デジタル技術を日常臨床において効果的に活用していくためには、最新のデジタル設備も必要ですが、デジタルに精通した歯科医師と歯科技工士との連携が欠かせません。本講演では我々が現在取り組んでいるチェアーサイドとラボサイドのデジタル連携についてと、今後応用範囲が更に拡大していくと思われる高透光性ジルコニアを用いた臨床についてご紹介させて頂きたいと思います。
医療法人社団 みかみ歯科・矯正歯科医院 院長
三上 格先生
# 予防歯科
歯周治療の視点から取り組む予防歯科!
~菌コントロールとホストケアの臨床的応用法について~
これからの予防歯科は、小児期のう蝕予防に留まらず歯周病予防など、幅広く健康な口腔内を維持している成人(高齢者)をいかに増やすかが目標になる。積極的に口腔内を守る先手の治療に位置づけし、疾患発症前の予防と治療後の再発予防がある。ホストケアは、宿主の防御機能強化と修復により歯周組織の状態を改善し、菌コントロールは、バイオフィルムの質の改善と口腔内の総菌数を減少させることを意味する。予防の概念は、歯周治療から取り組むと歯科医院に浸透しやすく、歯科衛生士とともに歩む医院作りが究極の予防歯科に近づくと考える。
配信期間:8月25日(火)~9月25日(金)
# デジタルデンティストリー
デジタルデンティストリーの進化による活用方法の変化
IOSを使い始めてから現在に至るまで出来る事出来ない事の境目が非常に不明瞭であった。特に初期は、数年間何ができて何ができないのかを手探りで探していた。本講演では特に診療におけるフェイシャルトリートメントの有用性にフォーカスを当てると共にIOSを中心としたワークフローの出現による衛生士、歯科技工士の働き方の変化、現状アナログ印象でしか出来ない事、デジタル印象でしか出来ない事を当医院にて導入しているデジタル機器を用いた日常臨床ケースの中から紹介させて頂く。
原宿デンタルオフィス院長 東京SJCD最高顧問 SJCDインターナショナル会長
山﨑 長郎先生
大阪大学大学院歯学研究科 予防歯科学・教授
天野 敦雄先生
#予防歯科 × #デジタルデンティストリー
予防歯科とデジタルデンティストリーについてのスペシャル対談
お申込み方法
- 申込受付期間
- 2020年07月17日(金)~2020年09月13日(日)
- 参加費
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モリタ友の会 有料会員(本人) |
8,800円(税込) |
モリタ友の会 未入会 |
17,600円(税込) |
- ※上記参加費をお支払い頂くことで、配信スケジュールに掲載されているすべてのWebinarがご覧いただけます。
- ※配信期間終了に伴いご覧いただけないWebinarが発生する場合がございます。その場合にも参加費は変更ございません。
- ※入金確認から受講用のメールをお送りするまで3営業日程度かかります。あらかじめ余裕を持ってお申込みいただけますようお願いいたします。
- ※写真撮影、ビデオ撮影、録音等はお断りさせていただきます。
- ※振込確認をもちまして、正式な受付完了とさせていただきます。
- ※お振込みの控えをもちまして、領収書に代えさせていただきます。
- お申込みの流れ
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0120-988-291 または 06-6338-7146 |
【受付時間:9時~17時(土曜・日曜・祝日除く)】
※申込フォーム上で当セミナーの「日程」が表示されますが、Webinarの視聴日程とは関係ございません。
恐れ入りますが、Webinarの視聴については上記配信スケジュール通りとなりますので、ご注意ください。