歯周病とは歯と歯ぐきのすき間にたまった歯垢とその中にいる細菌が引き起こす病気です。
自覚症状がないまま病状が進行し、歯を失う原因であるだけではなく、心臓病・早産/低体重児出産・糖尿病といった全身疾患とも関連があるという研究結果も報告されています。
毎日のケアで確実に歯垢を除去することが歯周病最大の治療であり、予防法です。
強く磨きがちな人は、歯ぐきの炎症や歯ぐきからの出血を起こしやすく、また知覚過敏症にもなりやすくなります。知覚過敏症とは、飲み物や食べ物、ブラッシングなどに刺激されて、歯の表面の基層(セメント質)が失われ、瞬間的な鋭い痛みを感じる症状のことです。
「歯が痛い」、「しみる」といった症状を持つ人が成人の約5人に1人*いるといわれています。やさしく、歯や歯ぐきに負担をかけないブラッシングを心がけましょう。
*厚生労働省 平成28年歯科疾患実態調査結果の概要 (成人:15~64歳)
歯の色についての悩みは、お口についての悩みの中で上位に位置するようになってきました。
近年、クリニックにてステイン除去を受ける人も増えつつあります。
※(株)富士経済「オーラルケア関連市場マーケティング総覧 2014」
〈消費者アンケート〉(2014年)
食べ物、飲み物などの色素成分が歯の表面に沈着して、時間の経過とともに歯は着色していきます。
自然で健康的な白い歯を持続させるためには、日々のお手入れが重要です。