![[Dr] 歯科医師対象・2021モリタ友の会 クリニカルチャー講演会 WEBセミナー 歯科医療の新たな視点 ―ブラキシズムと咬合](img/mainvisual_pic_title01.png)
現代の咬合学にとってブラキシズム機能が重要であることは言うまでもない。ヒトは、人生の約1/3(約25年間)は寝ている。その睡眠中に起こる出来事は生理的な体調のコントロールに重大な影響を与えているであろうことは容易に想像される。医学的に睡眠中の出来事というのはまだまだ分かっていないことも多いが、歯科医療は睡眠医学に深く関わっていることは間違いない。歯科医師は単にブラキシズムを上下の歯のこすり合わせという現象としての理解のみではなく、咬合医学としてのブラキシズムの理解が必要と考えられる。ブラキシズム発現の80%以上が睡眠段階の浅いステージ(ステージ1または2)に発現し、睡眠覚醒と関連していることや、ブラキシズム発現に先立って交感神経活動の上昇と副交感神経活動の減少、血圧や心拍数の上昇などが見られることが分かっている。これらのことは、ブラキシズムは他の生理的変化とは別個に単独で発現するのではなく、自律神経系の一連の変化と共益して起こる現象であることを意味している。ブラキシズム発現の時間的な経過を観察すると、ブラキシズムによって交感神経活動が抑制される傾向があり、ブラキシズムによって自律神経系が調節されている可能性が示唆される。このようなブラキシズム活動から見て咬合構築はどのようにあるべきかということが新しい時代の咬合治療において重要な課題であると考えられる。今回のセミナーでは、ブラキシズムと咬合を別な観点から捉えてみて、今後の咬合治療や歯科医療の方向性について考察する。
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- 2021年12月1日(木)~ 12月28日(火)
お申込み期日:12月16日(木)
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主催 
- 講師
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神奈川歯科大学咬合医学研究所
佐藤 貞雄 先生
- 1971年
- 神奈川歯科大学歯学部卒業
- 1978年
- 神奈川歯科大学 講師
- 1981年
- 米国アラバマ大学客員研究員
- 1989年
- 神奈川歯科大学助教授
- 1991年
- 日本MEAW研究会会長
- 1996年
- 神奈川歯科大学 教授
- 2001年
- オーストリアドナウ大学 客員教授
- 2005年
- アメリカ タフツ大学歯学部客員教授
- 2010年
- 神奈川歯科大学学長(2014年まで)
- 2011年
- 湘南短期大学学長(2014年まで)
- 2014年
- 神奈川歯科大学特任教授、咬合医学研究所
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