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特長

Features

BioactiveMonomer™(バイオアクティブモノマー)配合のシーリング・コーティング材

BioコートCaは、歯質表面を薄く硬い被膜でコーティングし、形成後の歯質を外来刺激や二次う蝕から守ります。
Caブラシは、ハイドロキシアパタイト様結晶を生成すると言われているBioactiveMonomer™が配合されているとともに、親水性アミノ酸系重合開始剤の効果により湿潤した環境でも高い接着性を示します。

Bio Coat Ca
形成後の生活歯をトータルに守る

BioコートCaは、露出した象牙質表面に薄く、硬く、しなやかで丈夫なコーティング層を形成します。
さらに、4-META配合の低粘性リキッドが象牙質にしっかりと浸透し、良質な樹脂含浸層を形成します。

断面図の写真
外来刺激を遮断

硬くて丈夫な被膜が象牙質をしっかりコーティングし、冷水やエアーによる刺激、清掃時の擦過痛などさまざまな痛みの発生を防止します。

象牙細管が開口した状態 → BioコートCaでコーティングした状態 表面硬度の比較の表 テンポラリークラウンの着脱時や、支台歯の清掃時などに生じる物理的な刺激を遮断します。 歯ブラシ摩耗による被膜耐久性能の評価のグラフ コーティング被膜が硬いため、長期にわたって効果が持続します。
歯質を保護

良質なコーティング被膜が象牙質を緊密に接着封鎖し、細菌の侵入を阻止することで、二次う蝕のリスクを低減します。

コーティングあり・なしの比較写真

支台歯形成した象牙質表面の左側のみにBioコートCaでコーティングした後、メチレンブルー溶液に浸漬し、割断面を観察しました。
その結果、BioコートCaで封鎖した部分からの色素侵入は認められませんでした。

拡大図 BioactiveMonomer™/4-META monomer
BioactiveMonomer™(バイオアクティブモノマー)がハイドロキシアパタイト様の結晶を生成

Caブラシには「C-MET※1」と「MDCP※2」を配合しています。
この2種類の機能性モノマーが象牙細管内液などに含まれるイオン成分を引き寄せることにより、ハイドロキシアパタイト様の結晶を生成します。

BioコートCaコーティング表面に析出した結晶 拡大→ 高倍率で観察するとハイドロキシアパタイト様結晶を確認

多田ほか:石灰化誘導性モノマー配合コーティング材の象牙質封鎖特性
日本歯科保存学会2018年秋季学術大会(第149回)発表より

拡大写真[親水性アミノ酸系重合開始剤 + BioactiveMonomer™] Amino-acid catalyst
親水性アミノ酸系重合開始剤が湿潤環境の歯質に対しても高い重合硬化性を示す
水分の多い環境下でも重合

Caブラシには親水性アミノ酸系重合開始剤を配合しています。
それにより水分が存在する歯質界面から重合・硬化し、良質な樹脂含浸層を形成します。
健全象牙質はもちろん、より水分を多く含むう蝕影響象牙質に対しても、高い接着性を示します。

象牙質に対する接着耐久性(微小引張接着強さ)

象牙質に対する接着耐久性(微小引張接着強さ)のグラフ

水分を多く含む象牙質に対しても、高い接着耐久性を示します。

「C-MET※1」「MDCP※2」という新たな機能性モノマーの総称です。

化学記号

C-MET配合のコーティング材は、北海道医療大学にて再石灰化誘導促進作用が報告されています。

CMET配合コート材からの溶出カルシウムイオンが石灰化を促進することが確認された。
誘導された石灰化物は、ハイドロキシアパタイトであることが確認された。

石灰化の写真

甕ほか:新規接着性モノマーCMET配合シーリングコート材の象牙質接着性および再石灰化誘導能
日歯保存誌58(2):143-156,2015

歯科の未来を創造するサンメディカルのテクノロジー
  • BioactiveMonomer™

    「BioactiveMonomer™」は、ハイドロキシアパタイト様結晶生成の核となる機能性モノマー「C-MET」および「MDCP」の総称です。

  • Amino-acid catalyst™

    「Amino-acid catalyst」は、親水性アミノ酸系重合開始剤です。
    湿潤した歯質界面から優れた重合開始能を示す当社独自の技術です。

  • 4-META monomer

    「4-META monomer」は、良質な樹脂含浸層を形成する接着促進モノマーです。
    スーパーボンド®をはじめ多くの製品に採用しています。