バンド、ウェッジ、リテーナーの順に装着し、スピーディーかつ審美的なⅡ級CR修復を進めることができます。
窩洞形成後、歯牙の高さにあったバンドを選択しマトリックスフォーセップスを用いて挿入します。
基本的なバンドの向きは左右にスライドさせながら挿入します。
ウェッジを挿入し、歯頸部をしっかり封鎖します。
この時点でバンドの固定が緩い場合、
ウェッジのサイズを大きくします。
リングフォーセップスを用いてリテーナーをウェッジの上に設置します。
リテーナーはバンドに干渉しないよう大きく開きバンドの側面を押すように動かしながら設置します。
下顎左側第一大臼歯の窩洞形成を行う。
ラバーダム防湿し、コンポジタイト3Dシステムを装着する。
接着処理後、マジェスティESフローによりコンポジットレジン修復を行う。形態修正後、仕上げ研磨を行う。
(症例提供:田代歯科医院・田代浩史先生)
シリコンガイドを製作後、窩洞を形成し、
舌側の歯冠概形をESフローで作成する。
ヴァリストリップを歯肉溝まで入れ、マージンとのギャップができないようESフローを充填。歯肉縁上部の立ち上がり形態を付与する。
形態修正し、仕上げ研磨をする。
(症例提供:脇歯科医院・脇宗弘先生)