築盛用ジルコニアに新たなLT(ロー トランスルーセント)を追加
築盛に適した透光性を持つHT・LTシリーズ!!
透光性の異なるHT(ハイ トランスルーセント)とLT(ロー トランスルーセント)を使い分けることにより、審美性の高い陶材焼付けジルコニア修復物を最小限の作業で製作できます。
フレームの厚みが薄くなりやすい陶材焼付けジルコニア修復物においては、支台歯色の影響を受けやすくなります。支台歯の色調を修復物色調に反映したい場合はHT(ハイ トランスルーセント)、金属や変色支台歯の色調を遮蔽したい場合はLT(ロー トランスルーセント)を選択することで色調表現が容易になります。
ノリタケ カタナジルコニアとして使用されているイットリア部分安定化ジルコニアは、高強度、高靭性でかつ耐蝕性に優れる素材です。
工業界においては広く活用されていますが、生体親和性や耐腐食性が高いことから、医療の分野でも人工関節の素材として使われており、これらの特性より歯科補綴素材としても大いに注目が集まっています。
ジルコニアの登場により従来の素材では難しかった、臼歯を含むロングスパンブリッジの製作も可能となり、メタルフリー(金属のない)補綴の実現に寄与することと確信します。
HTとLTを使い分けることで、金属・変色支台歯など様々な支台歯色に適した選択ができます。
フレームの選択:下地色を利用する場合はHT、遮蔽したい場合はLTを選択。
目標とする色調に応じシェードベース及びオペーシャスボディを用い下地色の調整を行う。
HT、LTとも単冠からブリッジまでの幅広い用途に対応可能な機械的強度を有し、LTはHTより遮蔽性が高く設定されています。
測定条件: HT(無着色ジルコニア)LT12を使用 測定波長: 700nm、試験片厚み:0.5mm
クラレノリタケデンタル(株)測定:条件により数値は異なります。
測定条件: HT(無着色ジルコニア)LT12を使用 ISO 6872:2015準拠(3点曲げ試験)、支点間距離:30mm、試験片サイズ:40×4×3 mm
※必要となるジルコニアの最小厚みなど詳細は添付文書をご確認ください。
クラレノリタケデンタル(株)測定:条件により数値は異なります。
支台(変色なし)
支台(変色なし)
+ HT12フレーム
1. シェードテイキング
2. HTフレームの模型上での適合確認
3. 完成(セット後1週間)
写真提供:株式会社カスプデンタルサプライ 山田 和伸先生
補綴物製作:山田 和伸先生 (株式会社カスプデンタルサプライ) 臨床例提供:吉田 淳一先生 (JUN歯科クリニック)
金属支台
金属支台
+ HT12フレーム
金属支台
+ LT12フレーム
1. シェードテイキング
2. LTフレームの口腔内試適
3. 完成(口腔内試適)
写真提供:株式会社カロス 増田 長次郎先生
補綴物製作:古家 豊先生 (株式会社カロス) 臨床例提供:藤原 康則先生 (ふじわら歯科クリニック)
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※SB …シェードベース
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