診療空間をレイアウトする上で最も大切なことは物の配置ではなく、作業をする人のための空間をいかに確保するかです。
Varie2は歯科診療に最適な形状、サイズで、術者・アシスタントが効率的な作業を行える診療空間:人間工学に基づくレイアウトができるキャビネットです。
歯科診療室で行う作業を5つにわけてその流れを表したものが、作業サークルです。1人の患者さんを診療する度に、このサークルが繰り返されることになります。作業を能率よく進め診療効率を高めるためには、この作業の流れをスムーズにすることです。
Varie2は、診療室での作業内容とそのための人の動きを分析して、人間工学の立場から最も合理的で使いやすい形を追求したキャビネットです。
設計においては、使う人のスムーズな動きを最大限まで追求。例えば診療に欠かせない洗浄は、自動水栓でタッチレスに。そして蛇口右上部に配置されたペーパータオル、直下に配置されたダストシュートまで、自然な動きを生み出します。
また、カウンター部には対薬品性に優れた人工大理石を採用し、引出しや戸棚など収納内部は抗菌仕様。さらに、お手入れのしやすい指紋レスメラミン化粧板を採用しています。素材にもホルムアルデヒド放散レベルが最も低い F☆☆☆☆建材*を使用し、ワンランク上の使い勝手と清潔さを両立させました。
シンクと一体型のテーブルトップによって 清掃性が大幅に向上し、より衛生的に使用できます。
引出しの取っ手をなくしプッシュプル式にすることで、ハンズフリーでの開閉を可能にしました。
ザーク社製のトレーに対応した引出しサイズとなり、より効率的な収納が可能です。