○臼歯の咬頭部では、各咬頭部及び辺縁隆線付近をつなぐように塗布します。咬頭頂部から歯根に向かう豊隆の方向にしたがい塗布することがポイントです。
○前歯では切端部に塗布します。マメロン構造の影を作るように塗布することがポイントです。
○咬頭頂、辺縁隆線、切縁など面と面の境界となるエッジ部分には着色しません。
○前歯臼歯とも歯冠全体の彩度調整では、横方向に塗布します。歯頸部には濃く着色し、切端(咬合面)に向け移行的に薄く塗布します。
○前歯では内部構造を表現するためにマメロン部に、臼歯では彩度調整のために頬舌側面に縦方向に塗布します。
○臼歯咬合面の小窩裂溝部には中心溝に沿うように濃く着色します。
○臼歯咬合面の特に深い小窩裂溝部分を中心に濃く着色します。咬合面に立体感を出すことが出来ますが、過度とならないことが着色のポイントです。