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187号 WINTER 目次を見る

Good Style Office

博多こおり歯科

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■目 次

[写真] 博多こおり歯科の内観

開業後8年での移転リニューアルは“必然”。 患者貢献への想いが結実したクリニック。

2015年の新規開業から早くも2023年に移転リニューアルを果たした博多こおり歯科。「早いと思われるかもしれませんが私にとっては必然でした」と院長の郡 英寛先生は話す。
「博多の超激戦区での開業に不安があって、最初はできるだけ初期費用を抑えて、“本当にやっていけるのか”を試してみたかった」と居抜き物件でのローコスト開業からスタートした。
ところが郡院長の不安をよそに予想を大きく上回る患者さんが押し寄せた。その理由として、「まず立地の良さ、ホームページで診療ポリシーや設備などを丁寧に紹介したことによる優位性、さらに初診で来院いただいた患者さんへのホスピタリティを意識したことで再来院いただける流れができたこと」と郡院長は分析する。その後ユニットを増やしCAD/CAM施設を新設した時点でスペース不足となり、現在地への移転に踏み切った。リニューアルにともない、院内のバリアフリー化やデジタル化を実現。郡院長が理想とする“患者貢献”と“スタッフの物心両面の健康”をより高い次元で達成するべく、今日も患者さんと向き合う。

Style Concept

「インテリアでこだわったのは、“シンプルできれい”なデザインです。余計な差し色を極力控えて同じ色調で完結させたので、統一感が感じられるようになり、全体として高級感をもちつつ温かさを感じる院内に仕上がったと感じています。クロスや木の色調、建具、ドアの色など、すべてにこだわり内装業者さんと相談しながら選びました。
動線は、患者さんとスタッフが行き交うメインの通路を決め、その両側に診療室を配置するレイアウトを採用しました。さらにどの診療室からもアクセスしやすい位置にX線室を配置し、消毒・滅菌コーナーは患者さんの目に触れない最も奥に置きました」。

  • [写真] 平面図
  • [写真] シックで上品な外観
    JR博多駅より徒歩5分。シックで上品な外観は老若男女を問わず入りやすいデザイン。以前の診療所は院内技工室やスタッフルームとして現在も活用している。
  • [写真] 内観
    新規開業の時はクリニックが2階にあり、「とくに高齢の患者さんへの負担が気になっていた」と郡院長。このたび待望の路面開業が実現した。
  • [写真] パウダールームからトイレ、診療スペースに向かう動線
    パウダールームからトイレ、診療スペースに向かう動線。モノトーンのシンプルな配色に木の温もりがアクセントになっている。
  • [写真] 郡院長いちばんのお気に入りの特診室
    郡院長いちばんのお気に入りの特診室。おもにインプラント治療で使用する。『Signo T500』にライカ製マイクロスコープをマウント。
  • [写真] 患者さんとスタッフが行き交う通路
    患者さんとスタッフが行き交う通路は十分な広さを確保。診療室も機能的でシンプル、飽きのこないデザインで統一されている。
  • [写真] Veraview X800
    『Veraview X800』は解像度の高さを評価しインプラント治療の診断用として2018年に導入。

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