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198号 AUTUMN 目次を見る

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Interview

スペースライン+エリアキャビネット導入医院様に聞く ③開業時のリスクを最小限に抑えて理想の診療空間を実現できました

千葉市中央区 岩井デンタルオフィス 院長 岩井 泰伸/歯科助手 南雲 友香里

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目 次

  • [写真] 千葉市中央区 岩井デンタルオフィス 院長 岩井 泰伸
    千葉市中央区
    岩井デンタルオフィス
    院長 岩井 泰伸

「スペースライン」+エリアキャビネット導入のメリットや有用性についてお話を伺う連載シリーズ。第3回目の今回は、「岩井デンタルオフィス」院長の岩井泰伸先生です。岩井先生には、居抜き開業の経緯やそのメリットについてもお話しいただきました。

クリニックの診療ポリシーを教えてください

若林健史先生のもとで3年間勤務し、2022年に開業しました。若林先生は全ての治療においてレベルがとても高く、患者さんにも丁寧な説明を行い、満足度の高い診療を行っておられました。私もその姿勢を見習い、きめ細やかなカウンセリングと情報共有を基本に、患者さんに寄り添った治療を提供することを心がけています。

居抜き物件でご開業されたと伺いました

現在、開業されている先生は私の父親世代の年齢の方が多く、その承継が大きな課題になっていることは知っていました。その一方で、開業を目指す私たち世代にとっては、様々な理由から開業資金が急騰しているため、開業に踏み出せない先生も多くいらっしゃると思います。実際、私も開業に向けて検討する際には、多額の融資を受けて、CTやマイクロスコープなどの高額な医療機器を揃え、スタッフを雇用し、果たしてうまくやっていけるのかは大いに不安でした。そこで、金銭的なリスクを少しでも減らす目的で、居抜き開業を中心に検討することにしました。その結果、この地で長年診療され承継先を探されていた先生との話がうまくまとまって、開業することができました。

ご開業にあたって苦労されることはありませんでしたか

苦労はほとんどありませんでした。新規開業に比べて、かかる費用はかなり安価で済みました。また、以前の院長先生が診ておられた患者さんや、私が都内勤務の時に診ていた方の何割かは継続して来てくださっています。ですから、経営面での不安はほぼありませんでした。都内ではなく千葉で開業することにした理由は、私の地元だったこともありますが、歯周治療や欠損補綴など、全顎的な治療を行いたいと思ったからです。都内では、口腔環境が良好な方が多いためか、大規模な治療が必要なケースはそれほど多くありません。こちらに来て、私が望む診療に取り組むことができ、とても満足しています。開業から4年近くが経過し、診療や医院経営の流れも掴めてきたので、今後は移転も計画しています。

承継された前院の内装や設備はそのまま引き継がれたのでしょうか

メインテナンスや勤務医の先生が治療で使うチェアユニット3台は、前院のものを引き継ぎました。ただ、主に私が診療する診療室だけは、私が使いたい医療機器を新たに導入し、快適に診療できる空間を確保しています。

それがスペースラインとエリアキャビネットがある個室診療室ですね

そうです。前院では仕切りのための壁はなく、診療室はワンフロアになっていましたが、私が毎日使う診療室は個室にして、理想の診療室に仕立てました。ワンフロアでは患者さんと気兼ねなく話すことはできませんから、診療室内にカウンセリングエリアも併設しました。本来は診療室とカウンセリングルームは分けたかったのですが、結果的にはこれで良かったと思っています。

スペースラインとの出会いについてお聞かせください

[写真] 「フィール21」とエリアキャビネットにカウンセリングエリアを併設した個室診療室
「フィール21」とエリアキャビネットにカウンセリングエリアを併設した個室診療室。「まさに私の理想とする診療空間です」と岩井先生。

最初にスペースラインを知ったのは若林先生のクリニックで勤務していた時でした。その時からシンプルで洗練されたデザインや、使い勝手の良さに好感を持っていました。開業前に、当時有明にあったモリタのショールームに見学に行くと、ダークブルーのシートカラーの「スペースライン フィール21 タイプN」(以下:フィール21)が展示されていました。当初は若林先生と同じ「スペースライン イムシア」を考えていたのですが、「フィール21」の実物を見て、そのデザインに一目惚れしました。スツールに腰掛けてみると、まるでスポーツカーのコックピットにいるかのように、手の届く範囲に全てのツールやスイッチが機能的に配置されていて、使い勝手の良さもすぐにイメージすることができました。

実際の使用感はいかがでしたか

[写真] 「フィール21」カウンセリングエリア
周囲に気兼ねなくゆっくりと話せるカウンセリングエリア。初診の患者さんは最初にこの部屋でカウンセリングを受ける。

スツールが固定されていて安定感があるので、足腰が疲れにくいと感じました。また、ベッド部分は垂直昇降するので、マイクロスコープを使った診療にも適しています。こうして「フィール21」はストレスフリーな診療を叶えてくれるので、診療後の疲労感が大きく軽減されていると感じます。勤務医の先生も、「開業の際には、フィール21を導入する」と話してくれています。
エリアキャビネットは若林先生のクリニックとほぼ同じタイプのものを使っていますが、座ったままで手を伸ばせば届くところに必要な器材を置いているので、スピーディーに出すことができます。

最後に開業を目指す先生方にメッセージをお願いします

まずは目指す診療スタイルを明確にして、その診療を行えるだけの技術や説明力を備えて欲しいと思います。それさえあれば、開業資金の問題は、私のように居抜き開業を選択することで解決できるのではないでしょうか。その後軌道に乗れば、それを機に先生方ご自身が理想とする場所と設備で新たな開業を目指すということも一つの考え方です。参考になさっていただければ幸いです。

「スペースライン」とエリアキャビネットを日々お使いのスタッフさんにお話を伺いました。

[写真] 歯科助手 南雲 友香里

歯科助手
南雲 友香里

[写真] エリアキャビネット
「エリアキャビネットには、治療に必要な器具が収納されているので、診療室の外に取りに出ることが少なく、診療時間の時短にもつながっています」と南雲さん。

当院に勤務して約3年になります。カウンセリングのためのスペースをきちんと確保され、患者さんの主訴を親身になって伺い、診断結果や治療計画を丁寧に説明される岩井院長の姿勢に共感しつつ、日々楽しみながら勤務しています。
当院での勤務を希望したのは、スペースラインで診療されていたことも理由の一つでした。通常のチェアユニットでアシスタント業務を行う際は、立位で覗き込むような姿勢になり、診療後は首や腰の痛みや肩こりを感じていました。当院で面接を受けた際に、カウンセリングエリアに通され、スペースラインの実物を初めて目にしたときは、「アシストしやすそうなチェアユニットだな」という印象を持ちました。実際にアシストに入ってみると、その日の体の疲れ方が以前とは全く違って、とても楽に感じました。
主にスペースラインは岩井院長が治療に使っていて、3名の歯科助手が1週間ごとに交代でアシストに入っています。それ以外の勤務の時は、スペースラインのアシストにつける日を心待ちにしています。

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