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Interview

アドベールSH全国横断連載企画<第2回> 足りない部分を補い、 治療の難易度を下げてくれるのが 「アドベール SH」の魅力

愛知県名古屋市 わしの歯科クリニック院長 鷲野 崇

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目 次

  • [写真] 愛知県名古屋市 わしの歯科クリニック 院長 鷲野 崇
    愛知県名古屋市
    わしの歯科クリニック
    院長 鷲野 崇

全国各地の「アドベール SH」ユーザーの先生方を訪問し、活用方法や使用感などを伺う連載企画。第2回目は、愛知県名古屋市でご開業の鷲野崇先生にお話を伺いました。

最初に診療コンセプトについてお聞かせください

一つは、地域の患者さんに役立つ医院でありたいということ。もう一つは、その上で少しアドバンスな治療をできる体制を整えて、遠方の患者さんを受け入れられるような歯科医院でありたいというのが、当院の診療コンセプトです。この地域は口腔の健康に対する意識が高い患者さんが多く、それもあってこの場所で開業しました。実際に開業してみると、メインテナンスにきちんと通ってくださる方が多く、結果的に自費診療を選択される割合も高いと感じます。

この度「アドベール SH」を導入された理由を教えてください

大学の後輩が「アドベール SH」(以下:SH)を導入して、歯周治療以外にも使い勝手が良いと聞いていたので、勉強会で試しに使ってみたところ、効果を実感できたことから導入を決めました。
もし、私の治療が常に百点満点で何も困っていなければ「SH」は導入していなかったでしょう。私の治療の足りないところを「SH」が補ってくれて、治療の難易度を下げ、少しでも可能性を広げられるという点に魅力を感じました。

  • [写真] プリセットモード
    プリセットモードには18種類の症例が搭載されており、操作が簡易。
  • [写真] マニュアルモード
    任意の値にpps(パルス)とmJが設定可能なマニュアルモードもある。
  • [写真] 赤いテープを貼って、準備の際にフットペダルの向きを間違わないように工夫されている
    赤いテープを貼って、準備の際にフットペダルの向きを間違わないように工夫されている。

「SH」を使ってチャレンジしたい活用法はありますか

可能であれば、電気メスの代わりのように使えればと考えています。例えば、インプラント二次手術のパンチアウトに「SH」を使うことで、熱影響が少ない分、軟組織の治りが早いのは間違いないと思いますので、予後が良好に経過するのではないかと考えています。また、「SH」になって高パルスにて照射ができるので、切開の際に非注水モードで行えば、止血効果を得ながらスムーズに切開ができるのではないかと期待しています。歯周治療においては、まだ数えるほどしか使っていませんが、他のユーザーの先生方から、フラップオペの際の感染性肉芽組織の除去に有効だと聞いているので、今後はこちらも試してみたいと思っています。

現在の「SH」の使用状況について教えてください

[写真] 鷲野 先生導入してから間がないので、少しずつ試している段階ですが、先日口内炎の症例に使ってみました。以下の症例写真は、ちょうど3日続けて来院された患者さんに使ってみた時のものです。照射した翌日から「明らかに痛みが減っている」と患者さんがおっしゃってくださるので、疼痛に対しての鎮痛効果を実感できました。患者さんもとても喜んでくださり、導入した甲斐があったと感じています。どの程度照射すれば良いかを見極めるには、経験が必要だと思います。Er:YAGレーザーには侵襲が少ないという特長があり、それほど難しい処置ではないので、今後こうした使用頻度は増えていくと思います。

今後、「SH」に期待することはどんなことでしょう

まだ薬機法では認められていませんが、Er:YAGレーザーを応用した根管洗浄の研究に関する話を聞き、根管治療の成功率を高める画期的なアプローチとして今後の進展に期待を寄せています。また、症例に対して、フランクに意見を交換できるコミュニティサイトのようなものがあると嬉しいですね。実際の手技に関して、「このモードを選択すればうまく処置できた」「チップはこんなふうに当てれば予後が良かった」など、そうした意見交換をリアルタイムでできるような場があれば、今後、Er:YAGレーザーの臨床応用はますます進化、発展するのではないでしょうか。

最後に、今後の抱負をお聞かせください

師と仰ぐ泉英之先生の影響を受け、以前から歯髄保存に取り組んでいます。歯の寿命を伸ばし、抜歯のリスクを減らすためには、残せる歯髄は可能な限り残すべきだと思います。また、自分ではまだ実践したことはありませんが、歯髄温存の可能性を高める方法としてEr:YAGレーザーを活用するという話にも興味があります。百点満点の根管治療と歯髄の温存を天秤にかけた場合、やはり歯髄を残すことが大切だと私は考えていますので、そこには引き続き全力でチャレンジしていきたいと思っていますし、今回導入した「SH」をこれから多くの場面で活用していきたいです。

■「アドベール SH」を活用した口内炎へのアプローチ

  • [写真] 術中
    術中 CS600F, 20pps/30mJ Water OFF
  • [写真] 術直後
    術直後
  • [写真] 術後3日目の状態
    術後3日目の状態

口内炎の症例に関する動画はこちらから

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